2009年4月17日 « トップへ » 2011年7月 6日
2011年7月 5日
お口の治療は、おしゃべりから
虫歯や歯周病の治療を受けている時、患者さんはしゃべりにくいものですよね。口を開けて、治療を受けているのですから。その分、治療に入る前と後には、気軽におしゃべりしていただける雰囲気作りを大切にしています。
それは、患者さんにはリラックスして、自然体で治療を受けてほしいから。もちろん、治療中もおしゃべり好きなので、しゃべっていたりもしますが(笑)
歯科医師と患者さんという関係ではなく、いっしょに歯を治していくという関係が理想ですね。「治してもらう」という姿勢より、「いっしょに治す」という姿勢の方が、治りも早いものですし。
ただ淡々と治療をするのではなく、楽しくおしゃべりしながらいっしょに健康になる。そんな歯科医院でありたいと日々、願っています。
私が歯医者になった理由
私が歯医者になったのは、医者の家系だった影響が大きかったですね。私の祖父は、はじめ横浜で外科医をやっていまして、終戦してから戦後復興の中で茨城に移り住んで医院を開業しました。その医院は父が継いで、今も茨城にあります。
小さい頃から医者の一家でしたので、患者さんからのお礼でスイカと牛乳には困ったことがなかったですね(笑)
ただ、いなかの医院だったからか、夜中も患者さんがいらっしゃることがよくあって。また、死と直面する仕事なので、子ども心に「大変な仕事だな」と思い、外科医ではなく、歯科の道に進みました。
今では、幅広い世代の、いろんな方々と出会って話せる歯科医の仕事についてよかったなと思っています。
茨城から、北千住へ。過ごしやすい下町が好きになりました
茨城で生まれ育って、信州の松本で歯科医の勉強をしました。そして、地元・茨城に戻って、勤務医として働いた後、人の勧めもあって北千住で開業しました。
はじめは東京で開業することに不安もありましたが、さすが下町•北千住。温かい人たちに出会えて、縁もゆかりもない場所なはずが、今では第二の故郷のように思っています。茨城に近い土地柄だからなのか、茨城弁でしゃべっても自然と受け入れてくれたりもして(笑)
古くから住んでいる方が多いので、私の知らない昔のお話が聞けたりもして。話好きの私にピッタリな町ですね。これからも、たくさんの人たちに出会って、楽しく会話しながら、ごいっしょにお口の健康を守っていきたいです。
プロフィール
千住あさひ町歯科院長/塚田洋
【略歴】
1975年松本歯科大学卒業
同年松本歯科大学歯科保存学第二講座勤務
1988年医療法人裕仁会勤務
2007年千住あさひ町歯科開設
【所属団体】
松本歯科大学歯科保存学第二講座非常勤講師
日本歯科保存学会会員
日本歯科矯正学会会員
日本成人歯科矯正学会会員
【趣味】
読書、音楽・舞台観賞など
審美性・安定性の高い理想の入れ歯
大切な歯を失ったとき、第一選択肢として入れ歯を検討される方が多いと思います。その一方で、「噛めない・痛い・外れる・目立つ」といった入れ歯に関する不快感をお持ちの方も多いことでしょう。
このページでは当院が扱っている入れ歯についてご紹介いたします。
【部分入れ歯と総入れ歯】
部分入れ歯について
部分入れ歯部分入れ歯(部分義歯)は難点として、「入れ歯を入れると舌を動すのに邪魔になる」「しゃべると動き、浮き上がって違和感があること」などがあります。
さまざまな理由でお困りの患者さんにピッタリの入れ歯を作るために、カウンセリングをしっかりと行います。また、部分入れ歯を装着するには残った歯が重要になりますので、残すことができる歯の保全や入れ歯のメインテナンスも重要になります。
総入れ歯について
総入れ歯(総義歯)は最初少し抵抗があるかもしれませんが現在の総入れ歯は大変精巧なものになっており、しっかり噛めて話しやすくなります。
【さまざまな入れ歯をご用意】ぜひご相談ください
実は、入れ歯にはさまざまな種類があります。たとえば、金属床義歯やマグネット式入れ歯、ノンクラスプデンチャー(バネのない入れ歯)などの義歯があります。
金属床入れ歯
歯ぐきにあたる部分が金属でできた入れ歯です。使用する金属はさまざまな種類があります。プラスチックよりも薄くできるため、違和感が少なく、熱を伝えるので、食べ物をおいしく食べることができます。
■ゴールド床
「耐久性に優れ、壊れにくい」「入れている違和感が少ない」というメリットのほかに、ゴールドでできているため、口の中が明るく美しくなるという特徴もあります。
■チタン床
重量が軽いチタンを使用した入れ歯です。顎になじみやすく、口の中の違和感が少ないのが特徴です。また、生体親和性の高いチタンを使用することで、アレルギー反応が起りにくいという特徴もあります。
■コバルト床
非常に薄い入れ歯です。熱が伝わりやすいだけでなく耐久性にも優れているため、長く使用することができます。
マグネット式入れ歯
残った歯と入れ歯に磁石をつけて、磁力により固定する入れ歯です。バネを使用しないので、見た目が自然です。保険適用外になります。
ノンクラスプデンチャー
金属のバネがないことで、材質が半透明で歯ぐきの色調が同化し、入れ歯が入っている様には見えません。また、金属のバネがないことにより、金属アレルギーの心配もなく、破折に強く弾力性がある素材のため薄く仕上げることができ、お口の中が快適です。
歯にやさしく、きれいな歯並びを実現します【矯正治療】
歯並びが悪いと、見た目が気になることに加えて、十分な歯みがきができずに虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。また、食べ物を噛みにくいという根本的な問題も。
矯正治療によって歯並びを正しくすると、よく噛めるようになるだけでなく、虫歯や歯周病を予防することもできるのです。
このページでは当院の矯正治療についてご紹介いたします。
痛みが少なく、治療の早い【デーモンシステム】
●弱い力で矯正するため、痛みが少ない
●比較的、早い時間で矯正ができる
当院の矯正治療では「デーモンシステム」という治療法を導入しています。
はじめて矯正を受けられる方は、「痛いのではないか」、「どのくらい時間がかかるのだろう」と疑問や不安を持たれることも多いかと思います。
その点、デーモンシステムは、従来の矯正治療に比べて、痛みが少なく、早い時間で矯正治療を終えることができる画期的な治療法です。
デーモンシステムとは?
歯に対して最適な力を持続的にかけることにより、歯に余計な負担をかけずに、自然な歯列矯正行うことができるのがデーモンシステムの特徴です。
そのため、従来の歯列矯正に比べて、小さい痛みで短期間に歯列矯正を終えることができるのです。
気づかれずに矯正できる【アソアライナー】
●周りに気づかれにくい
●食事の時にはずすことができる
アソアライナー(AsoAligner)とは、透明のマウスピース型の矯正装置です。ブラケットやワイヤーを使わないため、周りの人に気づかれずに矯正をすることができます。
食事の時などに、はずすこともできるので、いつもと変わらない食事を楽しめるのもメリットです。
アソアライナーの治療法
患者さん一人ひとりに合わせた、マウスピース型の矯正装置をつけていただきます。理想的な歯並びを目指して、少しずつ歯を移動させた状態のアソアライナーを毎回製作し、徐々に矯正を進めていきます。
コンピュータで歯の移動量を測定しながら制作するため、正確な矯正を行うことができます。
できるだけ抜歯しない矯正治療を
●歯を抜かず、身体への負担が少ない治療を
当院では、上記のデーモンシステムを使用することで、できるだけ歯を抜かない矯正治療を行っています。
身体への負担の少ない矯正治療が、患者さんが続けやすい治療だと信じているからです。歯並びにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
矯正治療中も虫歯・歯周病ゼロを目指す
●装置装着中も、虫歯・歯周病を予防する
「矯正中、虫歯になったりしませんか?」こんな質問を、よく患者さんよりお聞きします。確かに矯正の装置が入ると虫歯になりやすくなります。歯並びがきれいになっても虫歯でガタガタでは笑えません。
そこで、当院では歯科衛生士との連係プレーによって虫歯を徹底的に予防しています。そのために虫歯のなりやすさ(なりにくさ)の検査を実施し、適切な対策をとっています。
また、定期的な予防処置を行うために、適切な訓練を受けた歯科衛生士によってプロフェッショナルなクリーニングとフッ素を使用した虫歯予防処置を行っています。
たとえ治療中であっても、虫歯・歯周病を防ぐために、最大限努力をさせていただきます。
矯正治療の流れ
1.初診・相談
矯正治療とはどんなものか、おおまかな治療のすすめ方を説明します。
2.資料取り・精密検査
詳しく調べるため、顔や口の中の写真、歯型やX線写真を撮ります。
3.診断
現在の状態と将来の予測治療方法や、期間・料金などを詳しく説明いたします。
4.虫歯や歯周病の治療
矯正治療の前に必要な一般の歯科治療は全て終了させます。
虫歯や歯周病のない、きれいな状態で矯正治療を始めるためです。
5.契約
治療上の約束や保証を記した書類を互いに取り交わし、間違いのない様にします。
6.歯ブラシ指導
歯ブラシの指導は矯正治療中随時お受けいただき、同時にフッ素の塗布が行われます。
7.装置のセット
何回かに分けて矯正装置をセットします。
8.ワイヤーのセット
部分的あるいは全体的にワイヤーがセットされ、いよいよ歯を動かしていきます。
9.調整
各々の症例や進行に応じて最適な状態になる様にワイヤーや装置を調整します。
10.終了(装置の撤去)
装置を撤去して歯面をきれいにします。また、最終状態での資料を取ります。
11.保定
矯正後の歯並の安定のために「保定装置」と呼ばれるものを装着します。取り外せるもの、取り外せないものなど、さまざまな種類の中から最適なものを選んで装着します。
12.保定観察期間
最初の契約の中に保定観察料として2年が含まれています。それ以降は、一般治療での定期観察となります。
13.終了
保定後、2年をもって終了となります。この後のリテーナーの修正修理等は電話等にてご連絡ください。
治療が望まれる歯並び
A.叢生(そうせい)
●歯の列がでこぼこしていると感じる
●歯に食べカスが残りやすい
●笑うと犬歯が見える
「叢生(そうせい)/乱杭歯、八重歯」である可能性があります。顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪いために、歯がでこぼこに生えたり、重なったりしている状態です。歯を磨きにくく、そのため虫歯や歯肉炎を起こしやすくなります。歯周病にまで発展すると、若くても歯を失う可能性があります。
B.上顎前突
●上の前歯が下の前歯よりも、ひどく前に出ている
●上唇が上ったままで、口を閉じにくい
●無理して口を閉じると、口元が不自然に歪む
「上顎前突(じょうがくぜんとつ)/出っ歯」である可能性があります。一般的には「出っ歯」と呼ばれます。前歯の角度異常、上顎が成長し過ぎている、下顎の成長不足、指しゃぶりの癖等が原因となります。また、発育過程で鼻に疾患を抱え、口呼吸になっている子どもにも多く見られる症状です。
C.正中隔開
●歯と歯の間が空いている
●サ行などが発音しにくい
「正中離開(せいちゅうりかい)」である可能性があります。顎と歯の大きさが合っていない場合や、そもそも生えてきている歯が足りないことが原因となります。歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態なので発音がしにくく、見た目もよくありません。軽度の場合なら、ラミネートベニアとよばれるチップで埋めることで改善できる場合があります。
天然の歯のような噛み心地を取り戻せる【インプラント治療】
インプラント治療とは、あごの骨の中にチタンでできた人工の歯根を埋め込む治療方法です。「入れ歯」や「ブリッジ」あるいは「差し歯」に代わる治療法として開発されました。
最大の魅力は、より天然の歯のような噛み心地を取り戻せることです。ほとんど違和感なく、入れ歯やブリッジでは得られない安定感があるのも魅力。
また、ブリッジのように他の歯を削る必要もありません。今のところ失われた歯の機能を回復する治療の中で、もっとも安定性かつ審美性に優れた治療法と言えるものです。
このページでは当院のインプラント治療についてご紹介いたします。
矯正治療Q&A
なんのために矯正をするのですか?
大人でも治りますか?
時間がかかると聞きましたが?
痛いって聞くけれど?
歯に張り付けるのが目立って嫌だ。目立たないのはないの?
友達が矯正をしていて虫歯になったけど大丈夫?
【インプラントのメリット・デメリット】インプラントとは?
●人工歯根を顎の骨の中に埋める治療
●インプラントで自分の歯で噛める喜びを再び手に入れる
インプラント治療とはチタン製の人工歯根(インプラント体)を顎の骨の中に埋め込み、そのうえからセラミックなどの人工歯を被せる治療で、失われた歯の機能を回復します。
入れ歯やブリッジと比べてインプラントが優れている点は、歯の削り過ぎを防ぎ、他の歯に負担をかけることがない点です。さらに噛み合わせたときの違和感が少ないので、自分の歯のように噛めるといった点があげられます。
<インプラントのメリット>
●入れ歯とは違いインプラントは骨に固定するため違和感が少なく、シッカリと噛めるためほとんど自分の歯と同じように食事ができます。
●取外す必要もないため非常に快適です。
●ブリッジ治療のように健康な歯を削ることもなく、入れ歯を入れる際に他の歯にバネをかける必要もありません。ブリッジや入れ歯はまわりの歯に負担をかけているため、次第に周りの健康な歯を失うことにつながっていきます。
<インプラントのデメリット>
●外科治療が必要です。外科治療に伴うリスクとして腫れ、痛みがあげられます。腫れは1週間程度で必ずおさまります。痛みは1〜2日程度ありますが痛み止めを飲めば大丈夫です。
●入れ歯などに比べ、治療時間が長くかかってしまいます。埋め込んだインプラントが骨と結合するのに時間が必要だからです。一般的に上あごでは6カ月、下顎では3カ月が必要されています。
●保険が利かないため高額になることがあります。
当院のインプラント治療の特徴
●信頼性の高いインプラント体
●インプラント専門医との提携
当院のインプラント治療では、ノーベルバイオケアのインプラントを使用しています。このインプラントは、現在、世界で最も安全性が高く、信頼のおけるインプラント体のひとつです。
また、専門性の高いインプラント治療ですので、外科手術の際にはインプラント専門医に来ていただいき、治療をお願いしています。
銀座にある提携医院「マロクリニック」から、下尾先生が来てくださいます。経験豊富なインプラント専門医に治療をおまかせください。
マロクリニック
http://maloclinic-tokyo.com/team.html
手術後、5年間は無料で再治療
●安心の5年間保証
インプラント手術をはじめて受けられる方は、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。そこで、もし破損や脱落、不適合などが生じた場合、当院では手術後5年間、無料で再治療をさせていただく保証を行っています。
この保証は3か月に1度の定期健診およびメインテナンスを受けていただく方を対象としています。詳しくはカウンセリングの際にお聞きください。
インプラント 治療の流れ
1.調査、術前計画
まず、レントゲンなどによる十分な診断を行い、治療の計画についての説明を受けます。
2.インプラント植立の手術
歯が抜けた所へインプラントを埋入した後、あごの骨にしっかりと固定されるまで、3~6ケ月待ちます。
3.人工の歯の取り付け
インプラントによるしっかりした土台ができたら、人工の歯を上にかぶせます。
4.完了
インプラント治療後は、アフターケアとして正しいブラッシングを行うとともに、半年に1度は定期検診を受けてください。
従来の治療法とインプラント治療法との比較
歯が1本抜けた場合(ブリッジとの比較)
ブリッジの支台とするために、両隣りの歯を削らなければなりません。
歯の抜けたところにインプラントを埋め込み、人工の歯を被せるので両隣りの歯を削ることがありません。
奥歯が数本抜けた場合(部分入れ歯との比較)
入れ歯を固定する金具などに異物感を感じたり、支えている歯に負担がかかることがあります。
入れ歯を固定する金具がないので異物感がなく、また他の歯に負担をかけません。
歯が全部抜けた場合(総入れ歯との比較)
入れ歯が口の中で動いてしまい、「噛みづらい」や「話しづらい」などの不便さを感じることがあります。
インプラントにより、入れ歯をしっかりと固定できるので、入れ歯を気にせず食事や会話を楽しむことができます。
魅力的な、美しい口元を作る【審美歯科】
「歯並びをきれいにしたい」、「白く輝く歯になりたい」そんなあなたの願いを実現するのが、審美歯科治療です。審美歯科治療とは、一般的な治療とは違い、歯並びや歯の色などを美しくする審美性の高い治療です。
当院では、歯の色を白くするホワイトニングや、治療の跡を目立たなくする補綴物(被せ物・詰め物)を使った治療など、さまざまな審美歯科治療を行っています。
このページでは当院の審美歯科治療についてご紹介いたします。
当院の審美歯科のこだわり
●腕のいい技工士さんとの協力
●はじめてでも安心な5年間保証
美しい口元を作る審美治療に大切なこと。それは、腕のいい技工士さんとの協力にあります。
当院では、腕のいい技工士さんのいる、「中田デンタルセンター」と協力して、患者さんの審美治療を行っています。
美しい歯を作るためには、型をとることがとても大切です。当院では、ミクロン単位で型採りを調整し、細部までしっかり型がとれるように工夫しています。
そして、中田デンタルセンターの技工士さんが、顕微鏡を使用しながら、細部にまでこだわった精密な歯を作ってくれます。そのため、天然の歯に近い、長持ちする治療を行うことができるのです。
さらに、当院では5年間保証を設けているので安心です。もし壊れてしまっても、無料で治療させていただきます。※3か月に1回の定期健診に来てくれた方限定
歯を白く輝かせる【ホームホワイトニング】
●自宅で気軽に歯を白くできる
ホワイトニング剤を用いて、歯を漂白するのがホワイトニングです。歯を削らずに、薬剤を浸透させることで、歯の内側から白くすることができます。
当院では、ご自宅で好きな時間にホワイトニングができる【ホームホワイトニング】をお勧めしています。詳しくは、ご来院の際にお聞きください。
セラミックを貼って、歯を美しくする【ラミネートベニア】
●ホワイトニングのような後戻りがない
●すきっ歯の治療にも有効
歯の表面を少し削り、白いセラミックを貼り付ける治療法がラミネートべニアです。若干、歯を削る必要がありますが、ホワイトニングに比べて長期間、歯を白く保つことができます。また、セラミックを貼り付けることで、気になるすきっ歯を隠すこともできる治療法です。
天然歯のような美しさを【オールセラミック(ジルコニア)】
●天然歯のような美しさを実現
●金属アレルギーの心配がない
金属を使わない、オールセラミックセラミック素材の人工歯です。透明感があり、前歯はもちろん奥歯でも天然歯のような自然さに仕上げることができます。金属を使っていないため、金属アレルギーの心配がなく、歯垢などの汚れがつきにくいことがメリットと言えます。
高い強度を誇る自然な歯【メタルボンド】
●天然の歯に近い色調を出せる
●金属の裏打ちにより、強度が高い
メタルボンドとは金属の上に、セラミックを焼き付けた人工歯です。
金属で裏打ちしているため、オールセラミックに比べて、優れた強度があります。歯の表面はセラミック素材になるため、天然歯に近い美しい色合いを実現できます。
虫歯・歯周病からお口を守る【予防歯科】
虫歯も、歯周病も、痛みが出てからでは、完全に治療することはできません。たとえば、虫歯ができた時に削ってしまうことはできますが、その分、大切な歯の寿命は短くなってしまうのです。
中には、「歯が抜けてしまった場合には、インプラントを入れればいい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。ですが、自分の歯以上の歯はありません。インプラントはそれ以上悪くならないための治療法なのです。
日常のメインテナンスに加えて、歯科医院でクリーニングなどを受けることで、より長生きする元気な歯を作ることができます。ごいっしょに、予防歯科によって元気な歯づくりを進めていきましょう。
このページでは当院の予防歯科治療についてご紹介いたします。
【当院の予防歯科メニュー】クリーニング
●黄ばみやくすみをきれいに
●白く輝く歯を作ります
歯みがきをしているのに、歯の黄ばみやくすみが気になるという人もいらっしゃるかと思います。その汚れの原因は、ステインと呼ばれる、歯の表面にコーヒーや茶しぶ、タバコのヤニなどの色素が付着したものです。
そういった汚れ自体は、直接、歯に悪影響を与える可能性は低いものですが、歯が汚れていると不健康そうに見たり、不潔に見えてしまうもの。
歯の黄ばみやくすみを取り除いてくれるのが、歯科医院で行う「歯のクリーニング」です。クリーニングを行えば、歯の表面が滑らかになり、白く輝く歯を手に入れられます。
【当院の予防歯科メニュー】スケーリング
●プラークの除去
●初期段階の歯周病治療にも
ご存知かと思われますが、歯垢(プラーク)が虫歯や歯周病の主な原因です。歯の表面に歯石ができると、その歯石にプラークが付着しやすくなり、虫歯へのリスクが高まります。さらに、歯石が歯の根まで広がると、恐ろしい歯周病の原因となってしまうのです。
歯の根まで広がった歯石は、歯みがきや歯のクリーニングでは落とせないため、専用器具を使って取り除きます。それが、スケーリングと呼ばれる治療法です。初期段階の歯周病は、この処置だけで完治できるケースも多いと言えます。
注意点としまして、歯垢や歯石はすぐに再付着してしまいますので、3~6か月に1度のスケーリングをお勧めしています。
【当院の予防歯科メニュー】PMTC
●バイオフィルムの除去
●虫歯や歯周病の予防
歯科医院で行うPMTC(Professional mechanical tooth cleaning)は、専用器具を用いた、プロによる歯のクリーニングで、歯の表面の汚れや歯周ポケットの内側の歯の根の表面に付着している歯石やバイオフィルムをきれいに除去します。
バイオフィルムとは、口の中にいる虫歯菌や歯周病菌などの細菌が結びついた、粘着性のある固まり。歯がバイオフィルムに覆われてしまうと、その上にプラークがたまり、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
このバイオフィルムは、毎日、歯みがきをしても完全に落とすことができません。そのため、プロによるPMTCが重要になってくるのです。虫歯や歯周病を予防することもできますので、虫歯や歯周病になりやすい方にもお勧めです。
また、汚れを取り除いた後、フッ素ジェルでコーティング&トリートメントしますので、より強い歯を作ることができます。
【当院の予防歯科メニュー】ブラッシング指導
●お口に合わせた歯みがき法
やはり、虫歯予防の基本は歯みがき(ブラッシング)です。毎日の歯みがきを正しくやり、数か月に一度、プロの予防を受けることで、健康な歯を守っていくことができるのです。
当院のブラッシング指導では、実際に歯ブラシを使いながら、磨き残しのないように上手な握り方やブラシのあて方、動かし方をお伝えします。患者さんのお口に合わせたブラッシング法を指導しますので、ぜひごいっしょに歯みがきしましょう。
【Dental X(デンタルテン)】ご自身の口の中を的確に知る
●電子カルテで確認しながら治療
当院では「Dental X(デンタルテン)」システムを導入しています。
Dental Xは、患者さんの検査データや画像、治療計画などをリアルタイムに記録し、その場で診断書を作成する歯科医療用システム。コンピュータにデータを入力すれば、その場で電子カルテに反映され、ご確認いただけます。
また、ご希望の方には、診療結果を診断書にしてお渡しするサービスも行っております。患者さんにも、ご自身の健康状態や治療経過を知っていただくことも大切だと思うからです。
【歯周病治療】気づいてからでは遅いのが歯周病です
歯周病とは、歯を支えてくれている骨や歯肉の病気です。
どれだけ歯をきれいに磨いていても、その歯を支える土台である骨や歯肉が弱ってしまったら、大切な歯も抜けてしまいます。歯のことだけでなく、ぜひ歯周病のことも知ってください。
このページでは当院の歯周病治療についてご紹介します。
【成人の約7割が歯周病】歯周病とは?
●歯を失うリスクのある歯周病
●成人の約7割が歯周病
歯を支えてくれている骨や歯肉の病気である、歯周病。とはいえ、具体的にはどのような病気かご存知ではない方もいらっしゃるかと思います。
歯垢(プラーク)が石灰化し歯石になると、歯と歯肉の付着部分に隙間(歯周ポケット)ができます。そして、その歯肉内部で炎症が進んでいくと、歯根膜や歯槽骨が破壊されていきます。
歯周病が進行していくにつれて、歯を固定する力が弱まってしまい、そのまま放置しておくと結果的に歯を失ってしまうのです。歯周病の初期はほとんど自覚症状がないため、気づいた時にはかなり進行してしまっている点に注意が必要です。
近年の厚生労働省の調査では、成人の約7割が歯周病にかかっているそうです。軽度の歯周病も含めると、40才以上では5人中4人は歯周病にかかっているという現状があります。気になった方は、一度、診断にお越しください。
歯周病の進行具合について
歯周病にも、虫歯のように進行度があります。歯周病は初期なものほど治療しやすいため、早期発見が大切になります。当院では、歯周病にならない健康な口腔環境を維持する「予防歯科」をお勧めしています。
軽度歯周病
歯と歯肉の間に、プラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌の繁殖により歯肉に炎症が起こっている状態です。
自覚症状として、歯肉の腫れや出血などがあります。この段階でしたら、1~2回の歯のクリーニングや、ドクターによるブラッシング指導によって、比較的短期間で回復させることができます。
中等度歯周病
出血や口臭、歯石が目立つ状態です。歯を支える骨が後退しだし、歯周ポケットも深くなるため、歯もグラグラしてきます。
この段階では、歯の表面から、歯肉溝の奥まで付着した歯石を取る治療を行います。痛みがある時には麻酔をします。歯石をとるために、数回の治療が必要なケースもあります。
重度歯周病
中等度歯周病よりも、さらに進行した状態です。歯肉は化膿して、真っ赤に腫れてしまいます。歯を支える骨も歯ぐきも、かなり後退し、歯がグラグラと動きます。
この段階では、歯周外科にて治療するケースも多くなります。それでも保存できない場合には、抜歯となります。
大切な歯を失う前に、出血などの自覚症状がありましたら、ご来院ください。
歯周病の治療方法
歯周病の進み具合などによって、その治療法も異なります。当院では、患者さんの状態に合わせて、ベストな治療法をご提案させていただきます。
スケーリング
歯根表面の歯垢・歯石などを除去し、表面を滑らかにする治療がスケーリングです。
ザラザラしている歯石の表面には歯垢がつきやすく、落としにくい特徴があります。歯石を取ることで歯周病を改善します。歯石はしばらくすると再形成されるため、定期的なご来院をお勧めしています。
歯周ポケット掻爬(そうは)術
歯肉に麻酔をして痛みを抑え、歯周ポケットの中の歯石や歯垢を除去する手術法です。歯周ポケットの深さ3~5mm程度の比較的軽症の場合に行う治療法です。
新付着術
メスで歯肉を切開し、歯周ポケット内の歯石を取り除く手術です。メスで切開してから取り除く点が、歯周ポケット掻爬(そうは)術との違いになります。
歯肉切除
歯肉が腫れてしまっている時には、歯周病の悪化を防ぐために不要な歯肉を切除し、安定させるために縫合します。短時間で行うことができる、比較的簡単な手術です。
フラップ法(Flap)
まず、歯肉(歯ぐき)を切開して歯槽骨から剥離します。そして、露出した歯根のプラークや歯石の除去、歯槽骨の清掃、ダメージを受けた歯肉などの組織を除去し、歯肉を元の状態に戻す治療法です。
【虫歯治療】痛みが少なく、できるだけ歯を残す治療を
「虫歯の治療は痛いから...」
と、痛みがひどくなるまで、虫歯をほうっておかれる方もいらっしゃいます。
ガマンできないほど痛みのある虫歯は、かなり進行してしまっている可能性が高いため、より歯の寿命を縮めることになってしまいます。
当院では、「痛みが少なく、できるだけ歯を残す治療」を心がけておりますので、虫歯を放置せずに、お早めにご来院ください。
このページでは、当院の虫歯治療についてご紹介いたします。
痛みの少ない治療を目指して
●歯ぐきへ注射する前に表面麻酔
●細い麻酔針(31ゲージ)を使用
治療の痛みを減らす麻酔ですが、その麻酔が痛い。注射がイヤ。というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
当院では、細い麻酔針(31ゲージ)を使用し、歯ぐきへ注射する前に表面麻酔をすることで、麻酔の痛みを減らすようにしています。また、寒い冬には、麻酔液を人肌に温めてあげるなど、できるだけ不快感をなくす麻酔を心がけています。
また、緊張されているお子さんや患者さんにもリラックスしていただけるように、積極的に会話をするようにしています。私自身が話好きということもありますが(笑)
できるだけ削らない虫歯治療
●歯は削れば削るほど悪くなる
●一生つきあう歯だから削りたくない
「できるだけ健康な歯を残す治療がしたい」
それは、どれだけ医療が発達しても、ご自分の歯に勝る歯はないと考えているからです。虫歯ができたから、削って、詰め物をして、治療は終了。そうすることは簡単ですが、なにかさみしい気がします。
「歯は削れば削るほど悪くなる」、MI(ミニマムインターベンション)という考え方があります。私はこの考え方に賛成しています。
もちろんケースによっては、あえて削ったり、あえて抜いてしまった方がよいケースもありますが、基本的には身体への負担が少ないような治療を行なっています。
一生つきあう歯だから、できるだけ削らずに、健康につきあっていきたいものですよね。
当院が選ばれる理由
数ある歯科医院のホームページの中から、千住あさひ町歯科のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
私たち千住あさひ町歯科の治療は、おしゃべりからはじまります。まずは、私たちのことを知っていただき、患者さんのことをお話しいただく。そういったコミュニケーションから、心地よい治療は生まれると信じています。
これからも「通いたくなる歯科医院」と思っていただけますように、患者さん一人ひとりと真摯に向き合い続けることをお約束いたします。
「通院が楽しい」そんな歯医者を目指しています
●コミュニケーションを大切に
●治療以外のことも、気軽に話せる空気づくり
「病院に行くのが好き」、「歯医者に行くのが楽しい」という人は、なかなかいないと思います。歯科医としては、ちょっとさみしいことではありますが。
だからこそ、私たちはコミュニケーションを大切にしています。はじめて来院された患者さんも、知らないおじさん(笑)に治療をされるより、いろいろ話して、わかりあいながら治療を受けた方が安心できるものですよね。
もともと話をするのが好きだから、なじみの患者さんが来ると、治療が終わっても座り込んで話していることもしばしば。時には、衛生士さんから叱られることも(笑)。
でも、そうやって、治療以外のことも、気軽に話せる空気って大切だと思うのです。ちょっと言いにくい悩みも、気軽に相談してもらえるのかなって。「塚田先生に会うのが楽しいから、歯医者に行こうかな」――患者さんに、そう思っていただける歯科医院でありたいですね。
自分が治療を受けるなら、痛い治療はイヤですよね
●できるだけ痛みを感じさせない治療を
当院では、できるだけ患者さんが痛みを感じない治療を心がけています。
歯医者が虫歯になるのは、問題かもしれませんが(笑)、もし私が虫歯などになって、歯科医院で治療を受けるとしたら、やはり痛くない治療を受けたいと思います。
できるだけ、患者さんの目線で、痛くない治療をしたい。目の前で痛がっている患者さんを見るのもつらいものですからね。
具体的には、歯ぐきへ表面麻酔を使用することで、麻酔針でチクッとする痛みを軽減したり、寒い冬には、麻酔液を人肌に温めてあげることで、不快感を減らしたり。ほかにも痛みの少ない細い麻酔針を使ったりしています。
日々、いろんな方法を勉強しながら、できるだけ痛くない治療を目指しています。
【矯正治療】痛みが少なく、治療が早いデーモンシステム採用
●「デーモンシステム」を導入し、高度な矯正治療を実現
歯並びが悪いと、見た目も気になるものですが、十分な歯みがきができずに虫歯や歯周病になりやすくなってしまうデメリットもあります。歯の噛み合わせも悪くなるため、食べ物をよく噛むこともできません。
つまり、矯正治療をして歯並びを正しくすることによって、よく噛めるようになり、虫歯や歯周病を予防できるのです。
当院の矯正治療では、「デーモンシステム」という治療法を導入しています。名前は怖そうですが、痛みが少なく、(比較的)治療スピードが速いと言われている画期的な治療法です。
歯並びが気になる方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
2009年4月17日 « トップへ » 2011年7月 6日