2011年4月14日
受付
ご予約の相談はもちろん、治療中の疑問・質問なども承っております。どうぞお気軽にお尋ねください。
待合室
リラックスしながら診療をお待ちいただけるように、広めのソファをご用意しました。
診療室
プライバシーに配慮した半個室の診療室です。常に気持ちよく使用していただくために、感染対策や滅菌には細心の注意を払っています。また、ユニットのかたわらにはモニターを設置。患者さんのお口の中の写真を映しながらご説明することで、分かりやすい治療案内ができるよう心がけております。
デジタルレントゲン
胸のレントゲンなどを撮るのに比べ、歯は面積が小さいので被爆量はほとんどありません。加えて、デジタルレントゲンを使用することによって、その被爆量をさらに約1/5程度にまで削減することができます。また、デジタル操作により撮影画像を拡大することができるため、綿密な治療計画を立てることができます。
ブラッシングコーナー
診療前、時間がなくて家でブラッシングできなかった、という方も大丈夫。当院ではブラッシングコーナーを完備しています。どうぞ、診療前にご利用ください。
H.Mさん
おおこし歯科クリニックさんの魅力は、なんといってもスタッフさんの雰囲気ですね。一般的に病院の受付といえは、事務的でどこか冷たい印象がありますが、ここのスタッフさんの対応は本当に温かいんです。
「おまちしておりました」「今日は雨ですが、かさはお持ちですか?」といった気遣いは、些細なことですが、とっても心が温まります。私の母(80代)も一緒に通院させて頂いているのですが、いつも細かい気配りをしてくださり、年配の方も安心して通院できますね。
これからもおおこし歯科クリニックさんに通いながら、健康的な毎日を過ごせたらと思っています。
Y.Tさん
おおこし歯科クリニック様の魅力は、やはり先生の技術力です。私は痛いのが本当に苦手なのですが、最新の機材でできるだけ痛みの少ない治療を行ってくださります。
また虫歯・歯周病の予防にもチカラを入れており、「どうすれば歯や歯ぐきをずっと健康に保ち続けることができるのか?」をしっかり説明してくれるので、歯の知識や歯への関心が高まり、以前にも増して口元が健康になったような気がします。
あと先生の人柄も私にとっては非常に魅力的ですね。先生の基本的なスタンスは、「治療してやるぞ」ではなく「治療させていただく」という姿勢です。私達と同じ目線から治療してくださるので、気になることがあっても、気軽に尋ねやすいんです。
私はそんなおおこし歯科クリニックを皆さんにオススメします。
スタッフ紹介
2011年4月 6日
ひとりでも多く、歯医者が嫌いな人を減らしたい
歯科医院というと、「痛いところ、行きたくないところ」というイメージを持たれている方が多いと思います。ですが、虫歯でも、歯周病でも、治療せずに放っておくと、どんどん悪化してしまいます。その結果、治療が長引いたり、痛い思いをして、より歯科医院を嫌いになってしまう。
そんな方をひとりでも減らすために。当院では、アロマや植物など利用して、患者さんがリラックスできる雰囲気づくりを心がけています。どんな病気も同じですが、早期発見・早期治療が大切です。ちょっと歯がしみる、口臭が気になるなど、ちょっとした変化に気づかれましたら、お気軽に当院へお越しくださいませ。
患者さんのために、ご要望をお断りすることもあります
当院では、診療データや治療経過のわかるデンタルテンというコンピュータソフトを使っています。デンタルテンの資料と共にご説明しながら、患者さんにご納得いただける治療を進めさせていただきます。
お話させていただく中で、時には患者さんのご要望をお断りすることもあります。それは、しっかりとした原因追究に基づいた、科学的根拠のある治療を行いたいから。患者さんのご要望をお聞きしながら、より安全で効果的な治療法をご提案すること。それこそが、歯科医の責任だと私たちは考えています。
口の中の治療を通して、ライフスタイルの価値を高めたい
歯科医院は、一般的な総合病院から独立していることが多いためか、歯や歯ぐきは別の治療と考えている方もいらっしゃるかと思います。ですが、口の中も身体の一部であり、ひとつの臓器と言われています。
たとえば、歯並びや噛み合わせは、食生活や喫煙習慣だけでなく、寝るときの姿勢、枕の堅さ・高さも影響してくるのです。
ただ、虫歯や歯周病を治して終わりではなく、「ご自分の歯で噛める」という歓びを感じていただきながら、健康を維持できるライフスタイルをご提案すること。それが、私たちのめざす治療です。
プロフィール
おおこし歯科クリニック院長:大越 良隆
【経歴】
1997年:日本大学松戸歯学部卒業
1997年~1999年:(医)弘進会宮田歯科勤務
1999年~2000年:芝大門歯科クリニック勤務
2001年:おおこし歯科クリニック開院
【各種研修会参加歴】
藤本研修会 補綴・咬合コース PartⅠ
藤本研修会 補綴・咬合コース PartⅡ
藤本研修会 L.O.T(限局矯正)コース
船越歯周病研修会(ベーシックコース)
船越歯周病研修会(マスターコース)
船越歯周病研修会(インプラントコース)
ブローネマルクオッセオインテグレーション ベーシックコース
九州インプラント研究会所属
ITIインプラントメンバー
東京歯科大 インプラントマスターコース
日本口腔インプラント学会会員
臨床歯周病学会会員
出っ歯やすきっ歯を矯正する「限局矯正」
「最近、歯と歯の隙間が広がったような気がする」、「なんだか、前より出っ歯になったかな」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。きれいな歯並びであったのに、口内のトラブルが原因で歯が移動してしまうことを病的歯牙移動といいます。
出っ歯やすきっ歯になってしまう場合、重度の歯周病などにより、あごの骨が破壊されている危険性があります。歯の土台である骨が壊れると、歯が抜けてしまったり、歯が倒れるようになります。そして、噛み合わせが悪くなることで出っ歯やすきっ歯になってしまうのです。
歯全体ではなく、出っ歯やすきっ歯などを矯正する「限局矯正」。治療しなければならないほどでなくとも、歯並びをよくしたいという方も、ぜひご相談ください。
限局矯正は、通常の矯正よりも短期間で行えます
歯周病が原因の場合、歯周病を治してから限局矯正させていただきます。歯周病を残したまま治療しても、また歯並びが戻ってしまうためです。
歯周病の改善後、矯正装置を取りつけます。患者さんの症状にもよりますが、治療期間は一年程度。部分的な矯正ですから、すべての歯を動かす通常の矯正と比べて、短期間で治療を終えることができます。
マウスピース型矯正(インビザライン)
歯に直接固定する装置では会話や食事のときなど、どうしても異物感が生じてしまいました。また、ブラッシングがしにくく虫歯になりやすいといったデメリットがあるのも事実です。
そこでオススメしたいのが、「インビザライン」と呼ばれる透明な取り外しができる矯正装置です。2週間ごとに「アライナー」と呼ばれる透明なマウスピースを交換しながら、少しずつ歯を動かしていく治療方法です。
この装置の最大のメリットは、装置を歯に固定させる必要がないということ。人前では取り外しておくことができるので、治療していることが他人に気づかれることはほぼないでしょう。また、食事やブラッシング中は装置を取り外せるため、普段と同じように生活ができます。
<インビザラインのメリット>
・取り外せるため衛生的
・透明なのでつけていても目立たない
・食事に支障がでない
<インビザラインのデメリット>
・症状によっては、この装置では治療できない場合がある
・取り外しができるので、患者さんの協力が必要
・費用が比較的高い
当院の義歯(入れ歯)の特徴
あごの形状、筋肉の動きをしっかり把握した義歯づくり
当然ですが、義歯(入れ歯)は口が動けば動くものです。そのため、ぴったりフィットする義歯づくりをするためには、義歯(入れ歯)を設計する際に、患者さん一人ひとりの口腔周りをきちんと把握しておくことが大切になります。
当院の義歯づくりは、設計前にあごの形状を緻密に分析します。あごが静止しているときの形状だけではなく、骨や筋肉の動きも綿密に診断し、快適な義歯をご提供いたします。
当院の義歯メニューについて
チタン床
重量が軽いチタンを使用した義歯です。あごになじみやすく、口の中の違和感が少ないのが特徴。また、生体親和性の高いチタンを使用することで、アレルギー反応が起りにくいというメリットもあります。
コバルト床
非常に薄い義歯です。熱が伝わりやすく、耐久性にも優れているため、長く使用することができます。チタン床に比べると若干厚くなります。
天然歯のような噛み心地を取り戻せる【インプラント治療】
抜けてしまった歯の治療法として、「義歯」、「ブリッジ」、「インプラント」の3つがあります。
インプラントは、チタン製の人工の歯根をあごの骨に埋め込み、その土台の上に人工の歯を装着する治療方法。「義歯」、「ブリッジ」に比べると新しい治療法ですが、人気を集めている治療法のひとつです。
ブリッジのように隣の歯を削る必要もなく、義歯のようにズレが気になることがないのがインプラントのメリット。天然歯とかわらない見た目の美しさ、優れた機能性もおすすめしたい理由と言えます。
【当院のインプラント治療】CT撮影で安心できるインプラント治療を
患者さんに安心して、インプラント治療を受けていただくために。当院では、提携医院でCT撮影をした後に、インプラント手術を行っています。それは、安全なインプラント治療をするためには、インプラントを植えるあごの血管や神経、骨の密度、骨の形態など、様々な情報が重要になるためです。
【当院のインプラント治療】安心の保証制度
インプラントはチタンのため虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。また歯周病になると非常に進行が早いため、予防するために定期的にクリーニングが必要です。病気や免疫・体調の変化で、さらに加速する事もありますから、日ごろのプラークコントロールは重要です。また、ちょっとした噛み合わせの変化が、インプラントをだめにしてしまう事もありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。
当院では、4か月に1回の定期健診、またはPMTCを受けている方に対して、術後3年間、無料で再治療を行う保証をしております。
【当院のインプラント治療】上あごの骨がうすい人でも安心なソケットリフト法
あごの骨(歯槽骨)がうすい場合、インプラントを埋入することができないケースもあります。インプラントを埋め込む、上あごの骨が不十分な場合に行われるのが「ソケットリフト法」です。
上あごの骨の上には、上顎洞と呼ばれる頭蓋骨の中に穴の開いた部分(空洞)があります。「ソケットリフト法」は、上顎洞の底部を押し上げて人工骨を注入し、インプラントを埋め込む治療法です。他の歯科医院で「上あごの骨がうすいからインプラントを断られた」という方は、是非ご相談ください。
インプラントのメリットとは?
自分の歯と同じような噛み心地
インプラントは身体になじみやすいチタンをあごの骨に植える治療法。そのため、ご自分の歯と同じような感覚で噛むことができます。ブリッジや義歯に比べて、違和感なく食事を楽しめることもメリットです。
口を開くのが気にならない美しい見た目
義歯やブリッジの場合、金具などが見えてしまうのが気になってしまうという人も多いようです。インプラントの場合、自然の歯と遜色のない見た目の歯を植えられることが魅力です。口元を気にせず、心から笑えるのがインプラント治療です。
健康な歯を削らずに済む安心感
隣の歯を削る必要があるブリッジと違い、直接あごの骨に埋入するインプラントは、健康な歯を傷つけずに治療できます。インプラントは、残っている歯と口の中全体の健康を考える人におすすめしたい治療法です。
インプラントのデメリットとは?
外科手術をする必要があります
あごの骨にインプラントを埋め込むためには、外科手術が必要となります。保険適用外の治療となるため、義歯などに比べると治療費が高くなることがデメリットといえます。
比較的、治療期間が長い
インプラントは外科手術をともなうため、比較的、治療期間が長くなります。一般的な治療期間は、最短で4か月~半年ほど。インプラントの本数が多いケースや、あわせて増骨手術も行うケースなどでは、1年以上になることもあります。
だれもが受けられる治療ではありません
インプラントを植えるあごの骨が、極端にうすい方。糖尿病などの全身疾患がある方は、インプラント手術ができないケースもあります。詳しくは、ご来院の際にご相談ください。
「義歯」「ブリッジ」との比較
インプラントはメリットも多いですが、デメリットもある治療法。患者さんの状態や、ご要望によって、他の治療法を選択したほうがいいケースもあります。「義歯」「ブリッジ」との比較をまとめさせていただきますので、ぜひご参考になさってください。
義歯とインプラントの比較
義歯は保険適応も可能
健康保険がきかないインプラントと違い、義歯は健康保険を使ってつくることもできます。義歯の材料やつくり方によって、健康保険の適応外になることもあるので、注意が必要です。
見た目が気になる義歯
一般的な義歯の場合、バネを装着する必要があるため、見た目が気になる人も多いようです。また、ぴったり合う義歯でないと、食べたものが挟まるなどして、痛みが出る可能性もあります。
義歯は硬いものが噛みにくい
義歯はバネで両隣の歯に止めるため、安定感が弱く、噛む力も弱くなってしまいます。一方、インプラントは安定感があり、硬いものでも気にせず噛むことができます。
ブリッジとインプラントの比較
保険適応でもつくれるブリッジ
健康保険がきかないインプラントと違い、ブリッジは健康保険を使ってつくることができます。ブリッジの材料やつくり方によって、健康保険の適応外になることもあるので、注意が必要です。
ブリッジは両隣の歯を削る必要があります
ブリッジのデメリットとして、支える両隣の歯を削る必要があります。健康な歯にまで負担をかけてしまう点がブリッジ治療のデメリットです。一方、インプラント治療は歯を削る必要がなく、周囲の歯に負担をかけません。
装着感で選ぶならインプラントがオススメ
骨に植えるインプラントと比べると、装着感という面ではブリッジは大幅に劣ります。義歯と同じように、歯肉との間に隙間ができてしまうため、食べ物が詰まりやすくなってしまうという面もあります。
虫歯・歯周病になりにくい口内環境をつくる【予防歯科】
たとえば虫歯の場合、痛くなってから治療したのでは時間もかかってしまい、歯が痛い思いをしてしまうものですよね。最近は、この「歯が痛くなってから、歯医者に行く」というライフスタイルが、変わってきています。
「予防歯科」は、痛くなってから治療するのではなく、普段から「お口の健康を維持する」という歯科スタイルです。一生ものの歯の健康を守るために、ぜひ定期的な健診・メインテナンスへお越しください。
【当院の予防歯科メニュー】歯石を除去する【スケーリング】
歯石とは「虫歯・歯周病・口臭」の原因となる細菌の塊で、唾液の中のカルシウムなどと歯垢が結合し、固まったものです。
専用の手用器具を用いて除去することができます。
【当院の予防歯科メニュー】歯ぐきを健康にする【ガムマッサージ】
天然植物成分のマッサージジェルを使用して、歯ぐき全体のマッサージをするのが「ガムマッサージ」です。ガムマッサージを行うことで、デリケートな歯ぐきを強化し、保護することができます。
同時に、歯ぐきの血流をよくし、唾液の分泌促進、虫歯予防、口臭予防などの効果も。
歯ぐきの弱い方、健康な歯ぐきをつくりたい方にお勧めしています。
【当院の予防歯科メニュー】器具を用いた専門的なクリーニングを【PMTC】
歯科医師・歯科衛生士が歯のクリーニング専用の器具を用いて、毎日の歯みがきでは落としにくい歯の汚れを落とすのがPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)です。
まず、歯ブラシでは届きにくい部分の汚れを、歯科専用の特殊なブラシと歯磨剤で除去します。そして、高濃度のフッ素やクロルヘキシジンなどの薬剤で除菌し、バイオフィルムの再形成を防いでいきます。
PMTCは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、ヤニや黄ばみなどステイン除去、口臭の改善などにも効果的。白く輝く、美しい歯を手に入れたい方には、PMTCはお勧めです。
歯を美しくする審美歯科
一般的な虫歯や歯周病などの治療とはちがい、美しい歯や歯肉をつくるのが審美歯科です。デンタルエステとも呼ばれる審美歯科は、「歯の色を白くしたい」、「差し歯をきれいに治したい」といった方にお勧めしたい治療です。
当院ではただ見かけだけの美しさを求めるのではなく、歯科医学を基本とした、健康的な美しさをめざしています。
美しい笑顔は、美しい歯から。ぜひお気軽に歯のお悩みやご要望をお聞かせください。
【当院の審美歯科の特徴】美しい歯のために「仮歯作り」からこだわります
実際にお口に入れる被せ物をつくる前に、最終的な歯ができあがるまで仮に入れておく「テスト用の歯」のことを仮歯と呼びます。多くの方が、「仮歯は、歯がない箇所を隠すためのもの」と考えていらっしゃいますが、審美歯科が成功するかどうかは、この仮歯にかかっているのです。
何度もテストを繰り返して作った仮歯のデータをもとに、最終的な被せ物を製作します。仮歯作りからこだわることにより、より天然の歯に近い被せ物をつくることができるのです。
当院の審美歯科メニューについて
オールセラミック
すべてをセラミックで作った人工歯です。金属を使っていないため透明感があり、見た目が自然で美しいのが特徴。歯垢などの汚れがつきにくく、変色がないことも人気の理由です。オールセラミックですので、金属アレルギーの方もご安心ください。
メタルボンド
オールセラミックとは違い、金属の上にセラミックを焼き付けた人工歯です。金属で裏打ちしているので、強度が優れているのがメリット。天然歯に近い色合いで、自然な美しさをつくります。
ハイブリッドセラミック
プラスチックとセラミックを混ぜ合わせて作った被せ物です。プラスチックを混ぜているため、オールセラミックよりも柔らかく、周囲の歯を痛めにくいのが特徴です。一方、時間の経過とともに変色したり、磨耗してしまう欠点もあります。
ゴールド
白金加金で作った被せ物はやわらかく、噛んだ時の衝撃を吸収してくれるので、歯にやさしい材料として人気です。また、噛んで使っていくことにより、歯に適合していくという特徴もあります。
知っていますか?歯周病
「歯ぐきから血が出る」、「歯がグラグラする」、「歯ぐきがはれて、痛みがある」、「口臭が気になる」そんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。その原因の多くが歯周病です。
来院された方でも、「歯周病」という名前は聞いたことがあるけれど、実際はよく知らなかったという患者さんも多いのですが、実はとても怖い病気なのです。
歯周病の恐ろしい面。それは、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)という骨を溶かしてしまうことにあります。大切な歯を支えている骨が溶けてしまうことで、歯は支えを失って抜けてしまうのです。
知らないうちに進行する歯周病
歯周病で注意が必要なのは、痛みなく進行してしまうことにあります。歯や歯ぐきと違って、目に見えにくい歯槽骨(しそうこつ)のレベルが下がっていく病気ですので、歯が揺れはじめて気づいたという患者さんも多いようです。
また、歯周病は進行を止めることはできますが、元に戻すことができないことも注意が必要です(※『再生療法』で骨をつくることが可能な場合もあります)。
当院の歯周病治療
当院の基本的な治療としまして、歯周病の原因菌が潜んでいる歯石などの除去(スケーリングといいます)を行っています。初期の歯周病の場合、スケーリングを行うことで改善できますが、中程度~重度のケースでは治療法が変わってきます。
専門的なお話になりますが、「縁下歯石」と呼ばれる、歯ぐきの中に隠れている黒い歯石が中程度~重度の歯周病の原因です。この縁下歯石を取るのが、FOP(歯肉剥離掻爬術/保険適応)といわれる治療法です。
当院ではFOPを用いることで、歯がグラグラしているレベルの歯周病でも、ある程度まで治療することが可能です。是非、他の医院では改善できなかったという方も、ぜひ一度、当院にご相談ください。
歯周組織を再生させる「エムドゲイン法」
「歯科クリニックに通っても、歯周病が改善しなかった」、「重度の歯周病で困っている」そういった患者さんのお悩みを改善するのが、再生治療のひとつである「エムドゲイン法」です。
「エムドゲイン法」は、歯周組織を再生させる治療のひとつ。歯周組織の欠損した部分にエムドゲインゲルを塗布することで、歯周組織の再生を促していく治療法です。
エムドゲインとは、子供の歯が生える時に働くタンパク質の一種で、スウェーデンで開発された歯周再生材料です。「エムドゲイン法」の確立により、多くの患者さんの歯周病が改善できるようになりました。
【一般歯科】治療が怖い・苦手という方へ
治療が怖いからといって、虫歯をそのまま放置している方はいませんか?どうぞ、ご安心ください。当院ではなるべく痛みがないように、最新の治療技術・治療装置をフルに活用。痛みを可能な限りおさえた治療を心掛けています。
このページでは、当院の「痛みの少ない治療」についてご紹介いたします。
麻酔の痛みを緩和する「電気式注射器」
歯科治療では、痛みをなくすために麻酔を行うケースが多々あります。一方で、麻酔時の痛みに嫌な思いをされた方も多いのではないでしょうか。
当院の麻酔は、表面麻酔のクリームと電気式注射器を使用するのが特徴です。超極細針を活用する電気式注射器により、麻酔針が刺さる瞬間の痛みを緩和することができます。
【拡大鏡】拡大鏡で確実な治療を
繊細な歯の治療では、少しのズレが大きな事故につながってしまう危険性もあります。
そこで、私たちは治療の際に、細かいところがよく見える拡大鏡を利用しています。削る必要のある部分とそうでない部分を見極めることで、より確実で安心できる治療を実現します。
安全で痛みが少ない「レーザー治療」
最近では、テレビや雑誌などで「安全で痛みが少なく、副作用の少ない画期的な治療」として紹介されることも多いレーザー治療。外科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科などと同様、歯科でもレーザーが多くの治療で取り入れられるようになりました。
「歯周病」、「虫歯予防と治療」、「知覚過敏」、「歯ぐきの黒ずみ」、「口内炎」など、レーザーの治療範囲は実に多彩。当院でも、抜歯やインプラント手術後の治癒促進など様々なシーンで活用しています。
虫歯の進行具合について
進行度:C1
歯の表面にあるエナメル質に小さな穴ができます。痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づかないこともあります。
進行度:C2
エナメル質の奥の象牙質まで虫歯が進んだ状態です。甘いものや冷たいものがしみるようになってきます。
進行度:C3
歯の神経やその近くまで虫歯に侵されています。神経が炎症をおこしているため、非常に強い痛みを感じます。
進行度:C4
歯全体が、虫歯に侵されています。 歯の根の先に膿がたまったり、歯のまわりにも病気の影響がおよぶことにより、歯を残すのが難しくなります。
1. 応急処置
「歯が痛い」、「歯ぐきから血が出る」、「義歯(入れ歯)の具合が悪い」など急性的な症状がある場合、まず症状を取り除く治療を優先させていただきます。
受付でお書きいただく問診表にはアレルギーの有無など、お体に関することも併せてご記入ください。今後の治療の参考資料とさせていただきます。
2. 診査・診断
応急処置が済みましたら、お口全体を診断させていただきます。
レントゲン写真を撮り、目では確認できない隠された病気を発見します。
場合によっては、歯型を取り、上下の噛み合わせのバランス・歯並びを確認することもあります。
3. カウンセリング
診査・診断後、その結果をお伝えします。
治療方針や治療方法、今後考えられることなど説明させていただきます。
この際、何かご要望があればお伝えください。私たちは皆様に納得していただいてから、治療を進めることを心がけています。
4. クリーニング
何と言ってもお口の中で大事なのは、歯を支える土台となる歯ぐきです。
まずこの歯ぐきのクリーニングからスタートします。普段のブラッシングのやり方をチェックし、徹底した歯石とプラークの除去を行います。時には食生活や喫煙についても工夫と改善が必要になるケースもあります。
5. 歯牙、欠損の治療
クリーニングをしっかり行った後に、一般的な歯科治療に移ります。
「抜かなくてはいけない歯はないか?」、「虫歯は?」、「歯の神経の治療は大丈夫?」といったことをお話ししながら、ご一緒にお口の中の環境改善をすすめていきましょう。
6. メインテナンス
治療が終わってからが新しいスタートです。
健康なお口をいかにキープできるかがポイントとなります。せっかく時間を費やし、治療をしてきたのですから、少しでも長くいい状況で過ごすために。一生おいしく食事ができ、そして楽しく会話が出来るように。定期的なメインテナンスへお越しださい。
ようこそ!おおこし歯科クリニックへ
数ある歯科医院の中から、当院を選んでいただき、ありがとうございます。私たちおおこし歯科クリニックは開院以来、地域の皆様のホームドクターとして多くの患者さんの健康を守り続けてきました。これからも、患者さん一人ひとりと真摯に向き合い続けることをお約束いたします。
<当院が選ばれる理由>
【カウンセリング】安心していただける、ゴールの見える治療計画を
【担当医・担当衛生士制度】初診から治療終了後まで、同じスタッフが担当
【噛み合わせ】10年後を見据えた噛み合わせ治療
より専門的な治療を可能にする【インターディスプリナリーアプローチ】
【カウンセリング】安心していただける、ゴールの見える治療計画を
おおこし歯科クリニックでは、来院された方とのコミュニケーションを大切にしながら、「ゴールの見える治療を行うこと」を治療方針としています。安心して治療を受けていただくために、治療法と治療スケジュールをお伝えすることが重要だと考えているからです。
診断の際に、虫歯や歯周病などの緊急な治療が必要な場合、その治療を優先させていただきます。その後、お話をお聞きしながら、レントゲンなどを含めた全般的な検査をさせていただきます。そして、治療すべき点、治療方法をご説明しながら、治療計画をお伝えします。
また、治療法を一方的に決めるのではなく、いくつかの治療方法の中からお選びいただけるようにご提案させていただきます。患者さん一人ひとりに合わせた資料とともに、治療法をご説明させていただきますので、疑問点などがございましたらお聞きください。
【担当医・担当衛生士制度】初診から治療終了後まで、同じスタッフが担当
病院や歯科医院に行くたびに担当スタッフが違ったら、安心して治療を受けられないものですよね。当院では、一人ひとりの患者さんに担当の歯科医師、歯科衛生士がつく医療体制をとっています。
担当スタッフが責任を持ち、初診から治療終了後のメインテナンスまで、つきっきりで患者さんの治療を支えること。それが、患者さんがストレスなく治療を受けられるベストな方法だと私たちは考えています。治療に関する悩みや疑問も、お気軽に担当スタッフへご相談ください。
【噛み合わせ】10年後を見据えた噛み合わせ治療
お口の中のトラブルの原因のほとんどはバクテリアの感染と過大にかかる力です。バクテリアの感染に関してはこれまでどおりの虫歯治療や歯や歯ぐきのクリーニングなどで対応します。
でも、これだけでは症状の改善がみられなかったり、また将来大きな問題を引き起こすかも......と思われるケースに多々遭遇します。そこには過大にかかる力の存在があります。
この力が切実に私達の歯や歯ぐき、アゴの関節に負担をかけているケースが意外と多いのです。就寝時の歯ぎしりや仕事やスポーツなど何かに集中しているときのくいしばりなどもそのひとつなんです。
これらのことを考慮しつつ、10年、15年先を見据えた治療を心がけています。
より専門的な治療を可能にする【インターディスプリナリーアプローチ】
同じ歯科医療でも、歯科医によって得意とする治療分野があります。より高度な治療技術を必要とする場合、たとえば、「矯正なら矯正の専門医、根管処置はこの先生に」というように、専門的な治療を専門の先生に任せるのがインターディスプリナリーアプローチです。
もちろん基本的な治療や私たちが得意とする治療は、当院で対応させていただきます。より高度な外科手術が必要な口腔外科や、インプラント治療における術前のCT検査などは提携する歯科医院のネットワークを活用することにより、ベストな治療をご提供させていただきます。
インプラント治療、根管治療、それぞれの専門家がチームとなって治療した症例です。